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心電図CAMP(ECG CAMP)
受講者インタビュー

新人に教えられるようになった。内科病棟9年目の看護師が心電図の苦手を乗り越えるまで|受講者インタビュー

公開日:2026年9月11日

執筆:けいた(JHRS認定心電図専門士)

病棟で先輩が後輩に資料を見せている場面のイラスト

心電図CAMPを受講した看護師のみはるさんに、けいたがお話を聞きました。循環器が専門ではないけれど、心電図からは離れられない。そんな立場で何に困り、どう変わったのかを、会話形式でまとめます。

動画で見る(YouTube)

循環器でなくても、心電図からは離れられない

けいた:まずは自己紹介をお願いします。

みはるさん:病院で看護師をしています。臨床に出て9年目に入りました。今は内科病棟と個室病棟に勤めています。

けいた:循環器じゃなくても、看護師さんは心電図を扱いますよね。

みはるさん:そうですね。専門で見ていなくても、どこの病棟にも心電図モニターはあります。既往に心疾患を持っている患者さんも多いので、完全に切り離すことはできないと思っています。

受講前:知識はあっても、どこを見ればいいか分からない

けいた:受講前は、心電図にどんな印象を持っていましたか。

みはるさん:すごく難しくて、ややこしいもの。そんなイメージが強かったです。

けいた:めっちゃ分かります。僕も始めたころは、心電図を見るだけで嫌になるような、アレルギーみたいな感じがありました。

みはるさん:洞調律かどうかは、なんとなく分かりました。心房細動や心室期外収縮のような分かりやすい波形も分かります。でも、それ以外、たとえばブロックは分かりませんでした。先輩や先生に「この人は2度房室ブロックがあるから」と言われても、どこを見てそう言っているのか分からなくて。

みはるさん:そういう波形があるという知識はあるんです。でも、実際にどう見ていけばいいのか、どの波形に注意すればいいのかが分からない。自分でアセスメントできないのが弱いところだと思っていて、コンプレックスになっていました。言い方はあれですけど、少しごまかしながら働いてきたところがあったと思います。

けいた:それで、心電図をしっかり学びたいとずっと思っていたんですね。

みはるさん:はい。自信を持って、ちゃんと患者さんのことが分かるようにならなきゃと思っていました。

選んだ理由:本では、波形と動きが結びつかなかった

けいた:教科書もいろいろある中で、心電図CAMPを選んでくれたきっかけは何でしたか。

みはるさん:もともとインスタをフォローしていて、分かりやすいと思っていました。本で勉強すると、イメージがつきにくいんです。文字で並べられても、実際の動きが分からない。波形と結びつかなくて、堅苦しくて、余計に苦手になっていました。映像で教えてもらうほうが自分には合っていると思ったのが、きっかけです。

けいた:教科書って、難しい医療用語が一気に出てくると読めなくなりますよね。僕もそれで勉強に苦労したので、昔の自分にこれがあったらよかった、と思いながら作りました。

受講して:ブロックが「なぜそうなるか」で分かった

みはるさん:受けてみて、やっぱり映像のほうが分かりやすかったです。心電図は電気の流れを波形にしたもの、というのは教科書にも書いてあるので、そういうものだと思っていました。でも実際に、どの向きに流れているから陽性になるのか、陰性になるのかが分かって、洞結節からの動きを意識できるようになりました。

みはるさん:それから、ずっと理解できていなかったブロックです。ここが障害されているからこうなる。障害される場所が違うから、波形がこう変わる。そういうことを理解できました。

けいた:イメージを重視して作っていて、動画にも絵をたくさん入れています。心臓の動きと一緒に解説するところは意識していたので、そこを感じてもらえて嬉しいです。

現場で:新人さんに観察のポイントを伝えられた

けいた:実際に現場で活かせた場面はありましたか。

みはるさん:この前たまたま、2度房室ブロックのある患者さんが、循環器ではない別の病気で入院されました。そのとき心電図を見て、この人はだいたいこれくらいで脱落があるんだな、脱落しているときはどうなのかな、とちゃんと見ることができました。

みはるさん:ちょうど新入職員さんが多い時期で、フォローしているときに「ここに気をつけて一緒に観察してみよう」と、すぐ教育にも活かせました。前だったら「こういうのがあるから意識レベルに注意しようね」くらいの、ふわっとしたことしか言えなかったと思います。

けいた:房室ブロックを理解しているから、どこをどう見ればいいかまで説明できたんですね。

みはるさん:はい。1年目の新入職員さんと「ここ一緒に気をつけて見てみようね」と、1日観察できました。ちゃんと教えられたことに、自分でもびっくりしました。

けいた:学んだことをアウトプットして、人にも教えられた。僕も作ってよかったと思います。

続けられた理由:1日30分と、決まったスケジュール

けいた:講座で良かったところがあったら教えてください。

みはるさん:1日の量が長くなくて、30分ほどで終わるのが続けやすかったです。スケジュールもしっかり組まれていました。なかったら「今日はいいかな」と思ってしまうこともあったと思います。ここまでを目標に、と食らいついていけたのも、続けられた理由です。

けいた:看護師さんは本当に忙しいので、そういう方でも最後まで続けられるように作りました。

みはるさん:何回でも見返せるのも大きかったです。別の単元をやっていて「前に習ったのとどう違うんだっけ」と思ったときに、戻って見直せる。「そっか、そういうことか」と、さらに納得できました。

けいた:心電図のセミナーは一度聞いたら終わりのことが多いので、何回でも見直せるようにしました。

こんな人にすすめたい

けいた:最後に、どんな人に心電図CAMPをすすめたいですか。

みはるさん:看護師になったばかりの方にも分かりやすい内容だと思います。でも、私みたいに心電図をなるべく避けてきた人にも、ぜひ受けてほしいです。苦手意識があっても続けられるし、こんなに理解できるんだ、というのを体験してもらえたらと思います。

けいた:心電図アレルギーをなくせる人を、たくさん増やしたいですね。今日はありがとうございました。


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